会話術

椎間板ヘルニア、腰痛、バリアフリーについて

2005年10月02日(Sun)▲ページの先頭へ
ヘルニア スタイリッシュ会話練習帳 レッスン2


9月18日に掲載して
コメントいろんな方にいただいた
しゅうこ嬢との会話

今回はその第2弾をお送りしてみます


かえで(以後、K)
「この前ねー
恐ろしい手紙もらった」


しゅうこ嬢(以後、S)
「何々?
不幸の手紙?」


K「ある種、近いかも(笑)
『何でヘルニアの手術しないんですか
早く切ってください
そうでないと…』」


S「そうでないと!?」

K「『かえでさんの家族を私が説得して
切るように言います』」



S「その人、あなたの何?」

K「親でもなく、夫でもなく、雇用主でもない
知人」


S「急に言ってきたの?」

K「いや、ヘルニアになってまもなくから
『何で切らないの』
『いい先生に手術してもらって成功した人の話を聞いた
『短時間でヘルニア摘出する手術、テレビで見た』…」


S「なんの目的でそう言うの?」

K「最初は純粋な親切。
私は主治医と方針決めてるから
それをはっきり言いつつ聞き流してたんだけど
だんだん、言うことを聞かない私に
イライラしてきたんじゃないの」


S「とりあえず保存療法してるって言ってるんでしょ」

K「電話かかってきたとき2回
手紙きたとき、こちらからていねいにお返事して
今は手術しない理由を書いた
…なのに、また来た…」


S「何が不満なの?」


K「『どこどこの大学病院の名医に診てもらえばいい
いつまでもゴロゴロしてるのはよくない
私だってつらいことがあるけど働いている』」


S「あー、そういう気持ちもあるのかな
さぼってる印象が」



K「そうだね
働けないことは
彼女だけでなく
社会全体に対して申し訳ないけどね」


S「でも、手術代出してくれるわけでもないし
手術で後遺症が出ても
責任とってくれるわけでもないんでしょ」


K「もちろん(笑)
本当は、それを返事に書きたかったけど
そういうわけにもいかないから」


S「火に油注ぐよ(笑)」

K「困っちゃって、図書館で
困ったときの手紙の書き方の本探したの」


S「(爆笑)あったの?」

K「何冊かあった
でも、なんと
『困った人に忠告する手紙の書き方』
の章があってげんなりした(笑)
おもしろいからブログに写真載せとく」




S「(さらに爆笑)
世の中には他人に忠告したくて仕方ない人が多いんだ」


K「結局ね、また同じコトをていねいに書いて
『これは家族会議で決めましたのですが
よその方にここまでご心配をおかけして申し訳ないと
家族一同感謝申し上げます』って送っといた」


S「親切はうれしいけど、病気はデリケートなこと
他人があまりにも踏み込んでくるのは
気持ちの負担が大きすぎてしんどいね」


K「ヘルニアといっても、人それぞれだし
まして伝聞のことを押し付けられるとね」


S「病気になって、病気のことを真剣に
研究したり考えない患者なんかいないんだから
むしろ、同じ病気の人同士のほうが
変に踏み込んだり押し付けないから
ラクだよね」


K「あー疲れた。
いい人だと思うけど…
もうこれで2度と
手紙がこないことを祈る」



ヘルニアや腰痛で動けないみなさんは
どんなふうにとっさの攻撃をかわして
気の利いたフレーズを答えてます?
週末、遊びにいらしていただいた方に
教えていただけたらうれしいです

明日はブログ更新お休みします

一応…
ご紹介した本は
「誰にも聞けない困ったときの手紙の書き方」(1995年発行)
現在は絶版。中古で購入できるようです。こちらをクリックすると購入画面に飛べます





2005年09月18日(Sun)▲ページの先頭へ
ヘルニア スタイリッシュ会話練習帳 レッスン1
民主党の新幹事長が前原誠司さんという方に決まりました
「政界のジャニーズ系」と聞いて
いろいろ検索したら
正確には
「永田町の郷ひろみ」だそうです(彼は昔ジャニーズでしたもんね)

言葉って大切ですね・・・

週末なので、少しスタイルを変えて
言葉(会話について考えてみます)

少し前のこと
ヘルニアじゃないけど、やや重い病気の友人と話す機会がありました

それなりに社会の荒波を乗り越えて?きた私たちだけど

「病人のスタイリッシュな会話は難しい!」

が共通の感想


彼女の許可を得てブログに再現してみます

しゅうこ嬢(以後、S)
「病気で休み始めて、びっくりしたのは
みんな判で押したように
『家にいて何してるの?』って聞くこと!」



かえで(以後、K)
「療養してて忙しいんだけど・・・。私は入院してる時も言われたよ
『寝てるだけなんて信じらんない。私だったら退屈で死んじゃう』だって」



S「じゃあ、死ねば(笑)・・・とは言えないか。でも、言っちゃいけない言葉だは思わないのかな?」


K「笑顔で大声だから病室の人たちも一瞬固まってた(笑)『朝から検温。回診だなんだって、けっこうスケジュールがあるんだよね』って答えておいたケド。寝てないとしんどいってことがまったく理解できないんだと思うよ。見た目は五体満足そうに見えるから、ヘルニアは」


S「私も、ちょっと顔色悪いかな、くらいにしか見えないから。服脱げば、手術の縫い目だらけだけど、見せて歩くわけにもいかないしねえ。さらに自宅療養だと、検査も回診もないから、答えるのに悩むのよね」


K「だいたいさ、フツー、とりたてて親しくもない人に『家にいるとき何してるの?』とは聞かないよね。ヘルニアになるまで、そんなこと聞かれたことなかったのに」


S「ストーカーかな?病気になってから、急にプライバシーが守られなくなった気がする。何の病気なの?いつからなの?、あげくの果ては、治る病気なの?(怒)」


K「ははは(笑)。病気の人にプライバシーはないってことが世間の常識らしいとわかってきたよ、このごろ。友人でも親類でもない、ただの知り合いくらいの人が興味シンシンで聞いてくる。老若男女かかわらず」


S「最初はムカムカしたけど、今は慣れた。『体が思うように動かないから、身の回りの家事を片付けるので精一杯』とだけ言ってる」


K「ウソじゃないよね。テレビみながらゴロゴロしたりする日もあるし、気分転換は必要だけど、そんなこと言う必要ない。そもそも、質問自体、個人情報なんだからシカトしていいはずだけど、世間というものには逆らえないから(笑)」

S「相手も『病気だけど一生懸命がんばってます』って言ってほしいんだよ。かっこつけるのが苦手だからって『テキトーにゴロゴロしてたら太っちゃって』とか冗談ぽく言ったら激怒すると思う」


K「激怒するかはわからないけど(笑)、イヤな顔するのは確実だね。病人には控えめに、清く正しく美しくサボらずにいてほしいんじゃないの?」


S「ひと昔前の清純派芸能人みたいに、相手の喜びそうなことを答えておけばいいのよ。」


K「好きな食べ物は?『イチゴです☆』。趣味は?『ぬいぐるみ集めです☆』ってか?」




ヘルニアや腰痛で動けないみなさんは
どんなふうにとっさの攻撃をかわして
気の利いたフレーズを答えてます?
週末、遊びにいらしていただいた方に
教えていただけたらうれしいです

日・祝とブログ更新お休みします
素敵な週末をお過ごしください

今日もよい写真がないので・・・
「いろいろ言われるとめげるんだよ!」
という気分を・・・




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かえでと申します。腰痛歴8年を経て2004年夏、腰椎椎間板ヘルニア発症。現在はぼちぼち事務職として働いています。2005年秋、福祉住環境コーディネーター2級取得。2006年7月、福祉用具専門相談員取得。


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